17日午前6時25分ごろ、北海道平取町内の国道237号で、橋上を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していたトラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の5人が死傷している。橋上部の路面は凍結していた。
北海道警・門別署によると、現場は平取町本町付近で片側1車線の直線区間。ワゴン車は新平取大橋(全長375m)を走行中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきたトラックと正面衝突した。
衝突によってワゴン車は中破。後部座席に同乗していた69歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。ワゴン車側の3人と、トラックの運転者も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
事故当時、橋上部の路面は季節外れの寒波で凍結状態だったが、ワゴン車は夏タイヤのまま走行していた。警察では凍結路面でハンドルを取られたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。