ジャパンカップ13で注目は、ツール・ド・フランスを2012年、2013年で連覇し、目下“世界最強”ともいえるスカイ・プロサイクリング(チームスカイ)の動向だろう。
2013年のツール・ド・フランスを制したチームスカイのクリス・フルーム選手は今回参戦しないが、フルームの山岳アシストを務めたリッチー・ポート選手が参戦、今回のレースの優勝候補の一角となる。
イギリスに拠点を置くチームスカイは2009年創立。5年以内のツール・ド・フランス総合優勝者輩出を標榜していたが、その目標をあっさり達成した。
また、しばしばドーピング問題が発生することも課題だが、チームスカイではドーピング関連について厳しく選手を選定するなど、新たな風を吹き込んだ。
破竹の勢いで世界のトップチームに仲間入りし、頂点に君臨している現在もっともパワフルなチームだ。