積水化学とPR1MA、廉価住宅建設で協力へ…マレーシア

積水化学は17日、中間所得層の持ち家促進を図るワン・マレーシア・ピープルズ・ハウジング(PR1MA)計画を進めるPR1MAと、プレハブ住宅の建設技術を利用した廉価住宅建設に関して覚書を締結した。ザ・スターが報じた。

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積水化学は17日、中間所得層の持ち家促進を図るワン・マレーシア・ピープルズ・ハウジング(PR1MA)計画を進めるPR1MAと、プレハブ住宅の建設技術を利用した廉価住宅建設に関して覚書を締結した。ザ・スターが報じた。

今後はプレハブ住宅用の工場建設に関して調査を行う。

PR1MAのジャマルディン・ジャルジス会長によると、プレハブ技術を利用することで、一戸建て住宅を30-60日間で建設することができる。工場で建設プロセスの90%を終わらせて、建設現場で10%を行うことで建設にかかる期間を短縮することができる。工場の建設地は首都圏になる予定。来年中の工場の完成が見込まれている。

プレハブ住宅の建設技術を利用することで、与党連合・国民戦線(BN)がマニフェスト(選挙公約)に盛り込んだ50万軒の廉価住宅が可能になると期待されている。

PR1MAは、これまで30件のプロジェクトを進めており、3万8757戸の廉価住宅の建設を行っている。

広瀬やよい

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