病気により今シーズンのスプリントカップシリーズの残りのレースを欠場するブライアン・ヴィッカースに代わり、エリオット・サドラーが、最後の4レースでマイケル・ウォルトリップ・レーシングのNo.55のマシンを運転する。
サドラーはNASCARネーションワイドシリーズのジョー・ギブス・レーシングにおいてヴィッカースのチームメイトであり、10月27日のマーティンスビル・スピードウェイから始まる最後の4レースに出場する。
そして今週末にタラデガ・スーパースピードウェイのレースでは、NASCARのトップ・ディビジョンのパートタイム競技者の資格を持つ、チームオーナーのマイケル・ウォルトリップ氏がNo.55の車を運転することとなる。
「まず初めに、僕はジョー・ギブス・レーシングでブライアン(ヴィッカース)のチームメイトだった。彼がこの病気を再び克服することを見るのは非常にタフだ。僕達2人はNASCARの最も高いレベルで勝てるポジションに戻るために、ハードに働いて来た。僕はMWRの車を運転する機会を持てることを誇りとしている。なぜなら彼等の車は競争力があることを知っているからだ」とサドラーは語った。
ヴィッカースは血栓症により、2010年のスプリントカップシーズンのほとんどのレースを欠場することとなり、その夏に心臓の手術を受けて、次の年にNASCARの競技に復帰したが、MWRは月曜日に血栓症が再発し、投薬治療の為に彼が残りのシーズンを欠場することを発表した。
サドラーは現在、ネーションワイドシリーズのスタンディングで5位にランキングされている。