ブリヂストンは10月15日、ベトナム子会社(BTMV)が現在建設を進めている乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)の新工場の生産能力増強を決定した。
総投資額は約416億円で、生産能力を2017年下期までに日産約2万4000本増強し、増産後の生産能力を日産約4万9000本とする予定。
新工場は、欧米や日本への汎用タイヤを中心としたPSRの輸出基地として、現在ベトナムに建設しているもので、2014年3月の操業開始を予定。2016年上期には日産約2万5000本の生産能力に達すると見込んでいるが、グローバル市場における需要増加に対応するため生産能力をさらに強化。2017年下期には、日産約4万9000本まで拡大する。