中国の長城汽車(GWM)が、マレーシア企業と合弁を組み、マレーシアにおいて20億リンギの投資を行う方針を明らかにした。ザ・スターが報じた。
マレーシア企業と合弁で、ケダ州グルンにGWM車の製造プラントを開設する。プラントには研究・開発(R&D)センターも整備する。合弁相手のマレーシア企業は明らかになっていないが、マレーシア通産省が近く発表する見通しだ。
GWMは香港証券取引所上場企業で、中国最大のスポーツ用多目的車(SUV)およびピックアップ・トラックメーカー。
同誌は2月、GWMが東南アジア諸国連合(ASEAN)市場向けの低燃費自動車の生産をマレーシアで行う可能性があると報じていた。GWMは現在、ナザの関連企業、グリーン・オレンジズとの間で提携を行っている。昨年はマレーシア市場でおよそ550台を販売している。