日立造船、環境に対応したG型舶用電子制御ディーゼルエンジンを日本初納入

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日立造船、MAN B&W G型舶用電子制御ディーゼルエンジン
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日立造船は、ジャパン・マリンユナイテッド向けにMANディーゼル&ターボのG型舶用電子制御ディーゼルエンジンを納入したと発表した。日立造船が製造した同エンジンの納入は日本で初めて。

ジャパン・マリンユナイテッドに納入したG型舶用電子制御ディーゼルエンジンは、共栄タンカー向けVLCCに搭載されるほか、11月にはジャパン・マリンユナイテッドが受注したJX日鉱日石シッピング向けVLCCに2号機が搭載される。

G型舶用電子制御ディーゼルエンジンには、日立造船が製造した、日本初となるG型舶用電子制御ディーゼルエンジンは、現在主流であるS型と比べてストロークが長く、低回転化したMANの最新デザイン。G型舶用電子制御ディーゼルエンジンの搭載で、船舶のプロペラ効率向上によって燃費改善やCO2排出量削減が可能となる。

日立造船はこれまで、日本初となる舶用電子制御ディーゼルエンジンとして2003年から日立造船-MAN B&W S-ME-C型を、2012年から日立造船-MAN B&W S-ME-B型を製造している。日立造船は国内唯一のMANとバルチラのライセンスを所有するダブルライセンシーで、船主の要望に柔軟に対応している。

《レスポンス編集部》

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