MS&AD、自動車系チャンネルはあいおいニッセイ同和に集約へ

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MS&ADインシュアランスグループホールディングス、傘下の保険会社を機能別に再編
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MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、傘下の保険会社である三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井住友海上あいおい生命保険を機能別に再編すると発表した。

MS&ADグループは2014年度から開始する次期中期経営計画を策定する予定だが、少子高齢化による市場の縮小、大規模自然災害の続発などで厳しい事業環境にある中で、顧客ニーズや販売方法の多様化、国内外の規制環境の変化にスピード感を持って的確に対応するため、持株会社傘下の保険会社を機能別に再編する。

具体的には、船舶保険、貨物・運送保険、航空・宇宙保険について、三井住友海上に商品供給機能を一元化する。

あいおいニッセイ同和損保が引き受ける保険契約を、船舶保険、航空・宇宙保険について2014年4月1日以降、貨物・運送保険については2014年10月1日以降、満期を迎えるごとに三井住友海上へ切り替え、移行する。移行保険料は、船舶保険、貨物・運送保険、航空・宇宙保険合計で約175億円となる。

このうち、貨物・運送保険については、あいおいニッセイ同和損保が三井住友海上からの委託を受け、あいおいニッセイ同和損保の代理店を通じて三井住友海上の商品を再委託制度により販売する。あいおいニッセイ同和損保の代理店が販売する契約に関するサポートや、事故対応を行う専門部署を三井住友海上に設置し、あいおいニッセイ同和損保の社員が三井住友海上へ出向し業務を行う。

船舶保険、航空・宇宙保険については、あいおいニッセイ同和損保の社員が三井住友海上へ出向し、共同販売する。

これにより、船舶保険、貨物・運送保険分野において、三井住友海上は国内マーケットシェアトップを獲得し、マリン分野でのリーディングポジションを確立する。加えてあいおいニッセイ同和損保の営業基盤を引き続き活用し、グループとしてのシナジー効果を追求する。

また、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保がともに取引実績を持つモーターチャネル代理店のうち、あいおいニッセイ同和損保が主要取引先となっているものは、三井住友海上が引き受ける保険契約を2014年10月1日以降、満期を迎えるごとに、あいおいニッセイ同和損保へ切り替え、移行する。移行対象代理店数は約1600店となる。

グループ内での重複対応を排除し、営業効率の向上を図り、生産性の高い営業活動や新規領域への活動時間を創造することによって、モーターチャネル代理店との取引拡大、増収を図るほか、モーターチャネル代理店への支援策を強化する。

更に、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保がそれぞれ拠点を持たない地域、両社がともに拠点を持つが、営業活動規模、効率性から拠点の集約を実施する地域に所在する代理店の取扱保険契約については、拠点を持つ保険会社へ切り替えることにより移行する。両社合算で移行対象拠点数は約100拠点、移行対象代理店数は約3800店となる。移行対象となる保険契約については、2015年4月1日以降に満期を迎えるごとに切り替え移行する。一部地域では、今年10月1日から先行実施する予定。

今回の機能別再編とその前提となるシステム統合による効果、中核損保2社の経営努力を含めて、最終的に年間約500億円のコスト削減を計画している。
《レスポンス編集部》

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