フランス防衛大手EADS傘下のアストリウム社は、同社が開発・製造した光学地球観測衛星、SPOTおよびプレアデスの衛星画像をグーグルアース、グーグルマップなどのサービスに提供する同意をグーグルと交わしたと発表した。
グーグルの両製品に画像を提供するのは、分解能50センチ級の高解像度地球観測衛星プレアデス1Aとプレアデス1B、分解能1.5メートルの地球観測衛星SPOT6およびSPOT7になる。4衛星を合わせ、1日あたり650万平方キロメートルの面積を撮影することが可能で、地球のほとんどの面積の画像を提供することが可能になる。
この契約で、アストリウムはオンライン地図の更新やLBS市場向けの画像の需要に応えることができる同社の能力を実証できるとしている。