インドネシアのジャカルタで9月19日、ジャカルタモータショー13が開幕した。日系メーカーが圧倒的なシェアを誇るこの市場で、各社は政府が導入した「ローコストグリーンカー政策」(LCGC)適合車のコンパクトモデル投入を活発に進める。
トヨタ自動車は、9日に発売したばかりの『アギア』、主力車種『アバンザ』はもちろんのこと、『86』『カムリ ハイブリッド』から『フォーチュナー』『ハイラックス』まで多彩なラインアップを展示。
日産は『ジューク』『エクストレイル』『グランドリヴィナ』など利便性と機動力の高いSUVやミニバンを揃えた。更に『GO+』『GO』は、新興国専用ブランド・ダットサンの位置付けを決定する重要なモデルとなる。
ホンダは、午後に行なわれるプレスカンファレンスで、7人乗りMPV『LMPVコンセプト』を初公開するとみられる。LCGC対応の『ブリオ・サティヤ』に加え、『CR-Z』などスポーティーなモデルも揃えた。
ダイハツはエントリーカーの『アイラ』を中心にインドネシア国内シェア2位の存在感を示す。小型車からミニバンまで、豊富なラインアップを展開する。
三菱は『ミラージュ』と共に『アウトランダー PHEV』を出展。ここインドネシアでPHEVはどのような反応を得るのか。
マツダは『CX-5』『マツダ6』(日本名『アテンザ』)などSKYACTIV搭載車をメインに据え、ブランドイメージの浸透をはかる構えだ。