日清フーズ、インド市場での拡大を狙いCapital Foodsの株式取得を検討か

日清フーズが、インド加工食品・食材のCapital Foodsの買収について交渉中であると、タイムズオブインディアが伝えている。

エマージング・マーケット インド・南アジア

日清フーズが、インド加工食品・食材のCapital Foodsの買収について交渉中であると、タイムズオブインディアが伝えている。

Capital Foodsは'Ching's Secret'名称のインスタントチャイニーズヌードル、スープ、薬味、カレーペースト等を製造しており、同社の40%の株式をインドコングロマリット企業のフューチャーグループ傘下にあるFuture Venturesが保有し、残りの60%を同社の創設者である、Ajaay Gupta氏が保有している企業である。

情報筋によれば、現在日清フーズは財務及びビジネスデューデリジェンスをCapital Foodsに対し実施中で、企業価値を50億ルピー~60億ルピーと見積もっているとの事で、これは2013年度の同社の売上高の3、4倍に匹敵する。

2013年のCapital Foodsの売上高は約14.5億ルピーで、EBITDA (利払前税引前償却前利益) は1.6億ルピー。前年対比売上高で18%、EBITDAで8%の成長を達成している。

日清フードは完全子会社のIndo-Nissin Foodsを通じインドで過去15年間ビジネスを行っており、インドでのプレゼンス拡大のためM&Aを模索中であったと報じられている。

インドのヌードル市場は年間約350億円と年々上昇を続けている。

編集部

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