イギリスのパトリック・マクローリン運輸相は9月11日、土木工学技術者協会に招かれ、新高速鉄道「HS2」の概要について説明した。
運輸相は、ロンドンとバーミンガム、マンチェスター、リーズを結ぶ「HS2」が鉄道の輸送力不足を解消すると説明した。さらに年間150億英ポンド(約2兆3600億円)規模の経済効果を生む可能性があり、「リヴァプール、マンチェスター、リーズ、そしてイギリスを強くする」と、英中北部が受ける恩恵を強調した。
運輸相は「HS2」のほか、その他の鉄道サービスや道路サービスといった輸送インフラ事業に巨額の投資をする意向も明らかにしている。