日産自動車が9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアした新型『エクストレイル』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
新型は、3代目モデル。日産のグローバル戦略に基づいて、ルノー日産の新世代車台、CMFプラットフォームを最初に採用。北米向けの新型『ローグ』とは、兄弟車関係に位置づけられる。新型ローグと合わせて、今後世界190か国で販売される予定。
新型のコンセプトは、スタイリッシュで快適、静か、高いオフロード性能を備えるSUV。4WDシステムは、「オールモード4×4i」。センターコンソールのダイヤルで、2WD、オート、4WDの各モードに切り替える。オートモードでは、スロットル開度やエンジン回転数、ホイールスピンなどをモニター。前後の車輪の間で、最適な駆動トルクを配分する。
新型のデザインは、クロスオーバーらしいモダンでスタイリッシュなボディラインと、SUVらしい力強さを融合。プレミアム感とダイナミックさを両立させた。
インテリアは広く快適な空間に、緻密に作りこまれた幾何学パターンを用いたフィニッシャーや、各所に配したクロームによって、プレミアム感とプロテクト感を表現。シートはステッチのアクセントが施された高品質なレザー生地と、洗練されたファブリックが選択可能。広々とした室内空間には、シアタースタイルのシートレイアウトを採用し、7名乗りも選択できる。
日産自動車は9月10日、新型エクストレイルの映像を、公式サイトを通じて配信。大きく進化した3世代目モデルの概要を伝えている。