バス降車時に転倒の高齢女性、発進したバスにはねられ死亡

自動車 社会 社会

9月10日午後8時55分ごろ、東京都八王子市内の都道で、路線バスを降車した74歳の女性が転倒。これに気づかず発進したバスに巻き込まれる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はバスを運転していた45歳の男を逮捕している。

警視庁・八王子署によると、現場は八王子市日吉町付近。路線バスは後乗り/前降りのタイプで、74歳の女性は前側のドアから降車した直後に転倒。歩道から車道に倒れこんだとみられるが、バスを運転していた男はこれに気づかず発進。女性を前輪に引っ掛けた状態で約20m進行したところで停止した。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。警察はバスを運転していた同市内に在住する45歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

聴取に対して男は「前輪あたりに違和感を覚えて停止した。それまで事故には気がつかなかった」などと供述しているようだ。警察では発進時の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集