【フランクフルトモーターショー13】フォード モンデオ 新型、ヴィニャーレ 発表…イタリアブランドとの融合

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フォード モンデオ ヴィニャーレ コンセプト(フランクフルトモーターショー13)
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米国の自動車大手、フォードモーターは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、フォード『モンデオ ヴィニャーレ コンセプト』を初公開した。

モンデオは、フォードブランドの欧州向け主力中型セダン&ステーションワゴン。最新モデルは米国仕様の新型『フュージョン』の兄弟車の位置付け。モンデオ ヴィニャーレ コンセプトは、この新型モンデオをベースに、イタリアのコーチビルダー、ヴィニャーレとコラボレーションして製作されたコンセプトカー。

ヴィニャーレは1948年、アルフレード・ヴィニャーレ氏がトリノに設立。アルファロメオ、フェラーリ、フィアット、マセラティ、ランチアなど、主にイタリアの自動車メーカーの依頼を受けて、少量生産車を生み出した。2005年には、フォード『フォーカス』をベースにしたワンオフコンセプトを製作した過去もある。

モンデオ ヴィニャーレ コンセプトは、モンデオをベースに、高級感を引き上げているのが特徴。フロントバンパーやグリルは、クロームメッキを施した専用デザイン。インテリアは、レザーをシートやステアリングホイールだけでなく、センターコンソールにも採用し、プレミアム感を表現した。

フォードモーターは、このモンデオ ヴィニャーレ コンセプトを、2015年初頭に市販に移す計画。さらにヴィニャーレシリーズを、他の欧州フォード車にも設定し、プレミアムなフォード車を売り込んでいく。

《森脇稔》

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