ボーイングは9月4日、FedExの運行会社であるFedExエクスプレスが、テネシー州のメンフィスで最初の『767-300』輸送航空機が納入されたことを祝ったことを伝えた。
この納入は、FedExの編隊をさらに効率的な輸送航空機で近代化する戦略をサポートする。
「我々にとって初めてのボーイング767輸送航空機の本日の納入は、我々の編隊の近代化戦略における他の一歩の前進である。767はさらに約30パーセントの燃料効率の良さと、入れ替えとなる航空機より20パーセント以上低い運用コストを持つ」とFedExエクスプレスの航空運用部門の上級副社長であるジェームズ・R.パーカー氏は語った。
767輸送航空機はFedExエクスプレスの国内ネットワークに奉仕している編隊にとって理想的なアップグレードで、入れ替えとなるMD-10輸送機に比べ、改良された燃料とメンテナンス、運用コストの削減を提供する。
FedExエクスプレスは、すでに編隊内に所有している70機の757輸送航空機と767の間での交換部品やツール、飛行シミュレーターの共有が可能であるという追加の効果を得ることとなる。