アトランタで行われたNASCARアドボケア500のレースでジェフ・ゴードンは6位に入賞したが、レース後にカール・エドワーズと数分に渡って口論となり、感情的な対立が表面化した。
このレースの第325ラップで、ゴードンはエドワーズを追い抜こうとして、エドワーズの車に接触してしまう。ゴードン自身は、「彼は僕を後方にとどめるために、僕のラインを奪い去ったんだ。僕は彼より速かったので、接触することとなってしまった」と、それが部分的であれ自分のミスであったことを認めている。
しかしレース後の話し合いでは、「僕は彼にスライドした事を謝罪したが、彼は彼のやった何についても謝罪しなかった」と語った。
一方のエドワーズは「彼は僕に向かってスライドして来て、僕の車の右側のドアとボディーを引き裂いた。それは彼のキャラクターに合っていないと思った。だから次に彼が僕の近くにやってきた時、僕はできるだけハードにレースをした。彼は僕達の会話に満足していないようだが、彼が攻撃的であり、僕にレースカーを運転する機会を与えてくれなかった」と語っている。
このレースを6位でフィニッシュしたことで、ゴードンはポイントで11位に上昇し、ワイルドカードのスポットに入ったが、彼には何よりも今季の勝利が無い。エドワーズは18位でフィニッシュして、ポイントで4位に落ちることとなったが、ポストシーズンへの進出を正式に決定した。