JR西日本、北陸本線で国鉄色475系の団体列車運転…全通100周年の記念事業

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JR西日本と日本旅行は8月30日、国鉄色の475系で運転する団体臨時列車の旅行商品「475系国鉄色編成北陸本線100周年記念号の旅」を発売すると発表した。10月13・14日に運転する。

475系は交直両用の急行形電車のうち、勾配抑速ブレーキを備えた北陸・九州向けの車両として1965年から1968年にかけて製造された。その後、急行列車の廃止に伴い普通列車での運用が中心となったが、老朽化に伴う新型車両への置き換えが進み、現在は北陸地区で運用されるだけとなっている。

北陸地区の475系は登場時、クリームとローズピンクの2色による塗装が施されていたが、国鉄時代の末期に塗装が変更された。JR発足後もオイスターホワイトをベースにコバルトブルーの帯を入れた塗装に再度変更。2010年には青一色の塗装を施した車両も登場している。

その一方、クリームとローズピンクの旧国鉄色を復元した車両も存在。2013年は北陸本線の全通100周年にあたることから、100周年記念事業の一環として旧国鉄色の475系を使用する団体臨時列車『475系国鉄色北陸本線100周年記念号』を運転し、かつて北陸本線で運転されていた475系の急行列車を再現することにした。

運転日と運転区間、時刻は、10月13日:敦賀10時19分発~金沢13時33分着・14時5分発~富山14時46分着・15時31分発~糸魚川16時29分着、10月14日:糸魚川10時10分発~富山11時14分着・12時13分発~金沢12時59分着・13時37分発~敦賀16時48分着。

『記念号』は北陸本線で運転されていた急行列車のヘッドマークを掲出して運転。途中の金沢駅で別のヘッドマークに交換する。掲出するヘッドマークが「何になるかはお楽しみ」としており、当日まで分からない。

車内では『記念号』のオリジナルグッズを販売するほか、三国の酒まんじゅう(10月13日)と松任のあんころ餅(14日)がふるまわれる。また、富山駅では北陸地区の列車に乗務し、分割民営化を機に退職した国鉄出身のシンガー・ソングライター、伊藤敏博さんによる車内ミニライブも行われる。

旅行代金は敦賀~糸魚川間往復の1泊2日プランが大人2万7800円、子供2万1800円から。片道のみ乗車するプランは敦賀発、糸魚川発ともに大人1万1800円、子供8800円となる。9月5日15時から日本旅行大阪予約センターと日本旅行グループの全国各支店で販売する。
《草町義和》

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