NASCARは9月2日、日曜日にカナダのオンタリオ州で行われたNASCARキャンピングワールド・トラックシリーズで、マックス・パピスが他のドライバーのガールフレンドから平手打ちをされ、顎を脱臼したことを発表した。
このベテランレーサーはレースの後半にマイク・スキーンとの確執を起こし、両方のドライバーはチェッカーフラッグを受ける2ラップ前にタイヤバリアに激突した。
しかしこの事件はその後スキーンのガールフレンドがパピスの顔に平手打ちをして、「それがあなたに値するものよ!」と怒鳴りつけた出来事に比べると、むしろ温和だったのかも知れない。
「僕の顎は脱臼して、治療に行かなければならなかったが、文句を言う気はない。彼女は僕の反撃に値するにしても、僕は女性に暴力を振ることはできない。それはただ2人のレーサーの間に起きたことだ」と、パピスは彼自身のツイッターのアカウントで表明している。
パピスはレースを6位でフィニッシュし、スキーンは13位だったが、どちらのレーサーもフルタイムでの参加では無いので、次週のアイオワ・スピードウェイで行われるイベントで顔を合わせることは無い。