マレーシア・クチン郊外の島でオフィスビル開発、ビジネス地区化へ

サラワク州の土地管理開発庁(LCDA)と経済開発公社(SEDC)は29日、クチン郊外にあるサラワク川の中州、イスムス島でオフィスビルの「ゲートウェイ・タワーズ」の起工式を行った。8月30日付けの「ニュー・ストレーツ・タイムズ」が報じている。

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サラワク州の土地管理開発庁(LCDA)と経済開発公社(SEDC)は29日、クチン郊外にあるサラワク川の中州、イスムス島でオフィスビルの「ゲートウェイ・タワーズ」の起工式を行った。8月30日付けの「ニュー・ストレーツ・タイムズ」が報じている。

「ゲートウェイ・タワー」の開発によりイスムス島は中央ビジネス地区(CBD)となり、将来的には金融地区となると見込まれている。

「ゲートウェイ・タワーズ」は、本島とイスムス島をつなぐ橋付近の1.11ヘクタールの土地において開発される。LCDAとSEDCの本社となる。11階建てのタワー2棟などが建設される。2年以内の完工が見込まれている。タワー1棟の建設費は7,600万リンギとなっている。

アブドル・タイブ・マハムド州首相によると、サラワク再生可能エネルギー回廊(SCORE)開発も順調に進められており、イスムス島がCBDとなることで、更に投資が誘致できるとの見解を示した。イスムス島では、トレーニングセンターを兼ねたホテルや大学のキャンパス、学生寮などの開発が進められると見込んでいる。

広瀬やよい

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