シニア世代のクルーズ旅行意識調査、全ての年収レンジで「行ってみたい」が5割以上

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H.I.S.は、シニア世代の人を対象に「クルーズ旅行」に関する意識調査を実施した。

調査は7月16日、17日に、50歳~69歳の男女を対象に、H.I.S.が配信するシニア向けウェブマガジン「大人の趣味旅Magazine」で実施した。

調査の結果、シニア層にクルーズ旅行の人気を増し、より一般的な存在になってきている実態が明らかとなった。

かつては高級なイメージを持たれていたクルーズ旅行だが、行ってみたいかを尋ねたところ、年収が200万円未満の57.2%、200万~300万円未満の62.5%、300万円~500万円未満の55.8%、500万円~1000万円未満の64.6%、1000万円以上の66.7%が「行ってみたい(また行ってみたい)」と回答した。どの年収レンジでも5割以上、クルーズ旅行に関心を持っているという実態が明らかになった。

また、クルーズ旅行にかけられる1人当たりの予算も、「5万円未満~20万円未満」と答えた人が55%で低価格需要が伸びている。

クルーズ旅行を誰と一緒に行きたいかという問いに対して、約75%が配偶者、約24%のシニアが子どもと一緒に行きたいと答えた。クルーズ旅行で楽しみたいことについて、クルーズ旅行の醍醐味である豪華な食事やホテルのような充実した設備をおさえ、1位は「美しい景色」(71.3%)が選ばれた。

同じ予算をかけて旅行に行くなら飛行機かクルーズのどちらを選ぶかという問いに対し、66%のシニアがクルーズ旅行を選択した。「飛行機等に比べ、移動中ものんびり旅行ができる」、「飛行機では味わえない、セーリング余暇の楽しみ方を満喫したい」など、移動中のんびりと非日常的な体験をできるポイントに特に魅力を感じている声が多く集まった。

2013年は、外国船の日本発着のクルーズがリーズナブルな価格で楽しめるツアーが大幅に増え、「クルーズ元年」といわれている。H.I.S.では、ゴールデンウィーク時に6000人以上参加の実績を持つチャータークルーズを展開した。今年の夏・秋にかけてはイタリア船籍大型外国客船によるチャータークルーズ合計6本が就航するほか、2014年4月にはプレミアムクラス客船「フォーレンダム」号によるチャータークルーズの新たな商品を企画し実施する。

《レスポンス編集部》

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