マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2013年7月の自動車販売台数は6万8431台で、単月としては過去4年間で最多となった。
前年同月比では15.1%の増加、前月比でも28%の大幅増となった。
7月の販売は乗用車が6万1032台で前年同月比17.2%の大幅増、商用車は7399台で同0.2%の微増となった。一方、生産台数は5万4792台となり、前年同月比で2.1%の増加となった。乗用車が4.2%増の4万9408台、商用車が13.9%減の5384台だった。
1-7月の販売台数は、38万1919台となり、前年同期比5.9%増となった。乗用車は6.0%増の33万7023台、商用車は5.0%増の4万4896台だった。年初7カ月の生産台数は34万8303台で、乗用車が5.5%増の31万3895台、商用車が9.7%減の3万4408台だった。
MAAは7月の販売台数が前月比で大幅増となったことについて、ハリラヤ(断食月明け大祭)前の駆け込み需要、自動車メーカー各車による新型車の投入を理由に挙げた。一方、8月の見通しについては、ハリラヤ連休などで営業日が少ないことから7月の水準を下回ると予想した。