パハン州の高原リゾート、ゲンティン・ハイランド付近で21日午後6時ごろ、49人の観光客を乗せたバスが60メートル下の谷に転落。午後7時時点で21人の死亡が確認された。
バスの中にはまだ乗客が閉じ込められている模様で、犠牲者がまだ増える恐れが出ている。33人が死亡したとの情報もある。これまでに負傷した7人が救助された。
バスはゲンティン・ハイランドからクアラルンプール(KL)に向かって山を下りてくる途中だった。運転手が運転を誤り、中央分離帯に衝突して谷に落ちたとの情報もある。確認された死者の内訳は男性が12人、女性が9人で、日本人が含まれていたとの情報はない。現場は雨と霧で視界が悪かったという。