関西国際空港、外国人旅客が40万超で過去最高に…7月

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新関西国際空港は、関西国際空港と大阪国際空港(伊丹)の7月の運営概況を発表した。

関西国際空港では、発着回数について国際線は、旅客便が前年同月比4%減の5971回と前年を下回ったものの、7月として過去2番目の水準となった。国内線は旅客便の新規就航や増便などにより合計で同11%増の4064回と引き続き前年を上回っている。

国際線旅客数は、横ばいの102万5118人と、3カ月連続で前年をキープしている。内訳では、円安などの影響もあって、日本人旅客は同10%減の55万6350人と4カ月連続で前年を下回ったが、外国人旅客が同20%増の43万5780人と17カ月連続で前年を上回った。7月として開港来過去最高の実績となり、今年の4月に次いで開港来2回目の40万人超となった。

国内線旅客数は同16%増の50万1839人と22カ月連続で前年を上回った。

貨物量は、国際線貨物量が6カ月連続で前年を下回った。積込は9カ月連続で前年を下回り、取卸は4カ月連続で前年を下回った。

大阪国際空港の発着回数は、プロペラ機発着枠が一部低騒音ジェット機枠へ転換されたことによる増便などから同8%増の1万1952回と5カ月連続で前年を上回った。

国内線旅客数は、同6%増の114万8619人と、4カ月連続プラスだった。貨物量は、積込量が同18%増、取卸量が同20%増で、総取扱量が同19%増と12カ月連続で前年を上回った。

《レスポンス編集部》

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