DHLジャパン、海上貨物ソリューション「DHLダブルデッカー」運用開始

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DHLグローバル・フォワーディング・ジャパンは、海上貨物の新ソリューション「DHLダブルデッカー」の提供を開始したと発表した。

新しいサービスでは、40フィート標準コンテナ内への棚の取付けにより、貨物のダメージを低減する二段積を可能にしている。貨物ダメージのリスクを通常の積み付けと同程度に抑えながらも、コンテナ内部の有効利用を40%増やすことでコスト効率の向上を図る。

現在、香港・ドイツ間、香港と上海発米国向けのDHL自社コンテナにて利用が可能。

これまで積み重ねできない貨物を、2つのコンテナに分けていた顧客も、今後はコンテナ1つでの対応が可能となる。

DHLダブルデッカーコンテナの棚取付けシステムは、貨物の安全と安定を確保するため、コンテナ内側面に、はんだ付けされており、デッキは貨物のサイズに合わせて異なる高さに取付けることが可能。40フィートコンテナ内の9つの各プラットフォームは、最大1トンの貨物に耐える。サービスでは1か国/1地域内で複数ベンダーからの製品をまとめて定期的に発送する必要のある企業にとって役立つ。

今後、特定のルートの往復輸送でも使えるようDHLダブルデッカーは、近く他の航路へも展開を予定している。

《レスポンス編集部》

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