東海ゴム工業が発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が33.1%減の18億8900万円の大幅減益となった。
同社グループは、海外での開発・生産・販売網を拡充。第1四半期より、今年2月に子会社化したイタリアの自動車用ホースメーカー、ダイテック社の業績を反映。売上高は前年同期比18.5%増の807億8900万円となった。
収益面では、原材料調達や生産体制の見直しなど、コスト削減を図ったものの、ダイテック社が欧州不況の影響を受けたこともあり、悪化。経常利益が同41.4%減の16億7000万円、純利益は同76.3%減の4億3300万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。