東方政策の第2波、新たな関係構築目指す 日本の高速鉄道導入を働き掛け

7月25日にマレーシアを訪問した安倍晋三首相とナジブ・ラザク首相は会談し、東アジアを経済発展の手本とする「ルックイースト(東方)政策」の第2波として時代に即した新しい関係を構築していくことで一致した。

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7月25日にマレーシアを訪問した安倍晋三首相とナジブ・ラザク首相は会談し、東アジアを経済発展の手本とする「ルックイースト(東方)政策」の第2波として時代に即した新しい関係を構築していくことで一致した。

共同記者会見の中で、ナジブ首相は東方政策に基づき過去30年間強い絆が構築できたとコメント。第2波は両国の経済改革に沿って進めていき、経済成長に注力すると述べた。 投資や貿易、イスラム金融、技術、インフラ整備、ハラル産業を通し両国の経済成長を促進させると述べた。グリーン技術や技術サービス、再生可能エネルギー、付加価値産業などの分野で両国の中小企業(SME)や多国籍企業などの協力を強化していく方針を明らかにした。

安倍首相は、二国間の協力を強化していくことで一致したと述べた。高速輸送システム(HSR)や上下水道処理施設などの建設に日本の最新技術を提供することで両国は合意し、日本はマレーシア経済の成長を引き続き支えていく方針だとコメントした。

広瀬やよい

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