米軍のハリアーがグレート・バリア・リーフに練習用爆弾を緊急投下

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アメリカ海軍は、2機のAV-8Bハリアージェットが訓練活動中に、不活性の練習用爆弾と不発のレーザー誘導爆発爆弾をグレート・バリア・リーフ海洋公園に緊急投下したと発表した。

合計4000ポンドの重量を持つ4つの爆弾は、リーフへの損害を最小限に抑える為、サンゴ礁から164フィート以上の離れた海中に放棄され、いずれも爆発はしなかった。

パイロット達が緊急投下を実施したのは、爆弾を搭載したままでは燃料が少なく、着陸を行うことができなかったからであると海軍は発表している。米海軍とアメリカ海兵隊はオーストラリア当局と共に、現在この事件を捜査中である。

この米海軍の行為に対して、オーストラリアの環境保護団体は遺憾の意を示し、現在激しい抗議を行なっている。

《河村兵衛》

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