マレーシアの公共陸運委員会(SPAD)がタクシー運賃の見直しを行っており、来年初めにも運賃が引き上げられる見込みだ。
見直しは最終段階に入っており、年内に政府に提案書を提出する計画だ。料金が引き上げられるのは来年初頭になると見られている。一般から意見を募り、国民の意思も反映させる。
現在の運賃は初乗り3リンギで、100メートルごとに10センの追加料金となっている。最後に料金が見直されたのは4年前の2009年。
18日に行われた新たな個人タクシー営業ライセンス「テクシ1マレーシア(TEKS1M)」授与式に出席したナジブ・ラザク首相は、タクシー運転手が負担するコストが増加しており、運賃の値上げは不可欠だと述べた。