日本海事協会、MOLコンフォートの事故原因究明を加速…9月上旬までに見解を公表

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日本海事協会は、6月17日に発生した商船三井が運航するコンテナ船「MOLコンフォート」のインド洋で沈没したことを受けて、原因究明を加速し9月上旬までに見解をまとめると発表した。

協会では、事故発生直後から事故調査チームを結成し、商船三井、船を建造した三菱重工業、旗国政府などと緊密に連絡を取り、事故原因の究明に取り組んできた。

事故原因の究明で重要な情報となると考えられていたMOLコンフォートの船体前半部は、7月11日に沈没した。

この現状を踏まえ、協会では原因究明を加速し、9月上旬までには一定の見解を取りまとめる予定。

同協会では「このような大事故において全乗組員が安全に脱出できたことを始め、これまでの関係各位の事態収拾に向けての尽力に敬意を示すとともに、引き続き、海難事故への対応に全力を尽くし、船舶の安全航行に向けて徹底的な原因究明に努めていく」としている。

《レスポンス編集部》

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