マレーシア統計局の発表(速報値)によると、2013年5月の鉱工業生産指数(IPI、2005年を100として算出=速報値)は117.0ポイントとなり、前年同期比で3.4%上昇した。鉱業が89.2ポイント、製造業が128.0ポイント、電力が142.4ポイントとなり、それぞれ4.1%、3.1%、4.8%上昇した。
5月の製造業は、前年同月比で石油化学・ゴム・プラスチック製品が4.2%、非金属鉱物製品・卑金属・組立金属製品が4.8%、輸送機器・その他製造が17.3%、それぞれ上昇したのが貢献した。鉱業は原油が0.7%、天然ガスが11.3%、それぞれ上昇した。
5月の季節調整済みの全体のIPIは115.9ポイントとなり、前月比で0.2%のマイナスとなった。鉱業が90.7ポイントで2.9%アップとなったが、製造業と電力がそれぞれ126.4ポイント、135.9ポイントでそれぞれ1.1%、1.0%のマイナスとなった。