コニカミノルタプラザ(東京都新宿区)では、特別企画展「“海底散歩”暗闇の中で美世界に出会う~超・深海展~」を7月23日まで開催している。
200m以深の深海と呼ばれる部分は、海洋の約90%を占め、未だ解き明かされていない多くの謎を秘めているという。本展では深海の魅力を“学習と体験型展示”の2部構成で紹介する。
「Learning Zone:深海について知る」では、有人潜水調査船「しんかい6500」のしくみや海底調査の様子を1/10模型や映像・写真パネルで紹介。JAMSTEC(海洋開発研究機構)の最新プロジェクトについても展示する。また、深海生物の標本や映像も紹介。深海に潜水することもできるマッコウクジラの鳴音も視聴することができる。
「Feeling Zone:海底散歩」では、暗闇の中、手にしたライトを頼りに海底を散歩するような感覚で、さまざまな深海生物の写真作品を鑑賞することができる。
さらに7月13日には、深海生物をモニターに映し、深海生物の特徴的な形態や生態を中心に解説する「深海生物教室」を、7月20日には、深海の不思議な世界に見える極限の環境と生命について学ぶ「深海教室」をそれぞれ開催する。
入場は無料。