【プロ・モトクロス選手権 第7戦】レッドバドの250クラスでロクゼンとトマックが接戦

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250クラスのスタート
  • 250クラスのスタート
  • イライ・トマック
  • ケン・ロクゼン
  • ジェレミー・マーティンとマーヴィン・ムスキン
  • ケン・ロクゼン
  • 250クラスの表彰台(左からトマック、ロクゼン、マーティン)

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権の第7戦、7月6日にミシガン州南西部でレッドバド・ナショナルが行われ、250クラスではポイントリーダーのケン・ロクゼンがイライ・トマックと激しく競り合い、僅差の総合勝利を手にした。

250クラスの第1モトで、チームメートである、ウィル・ハーンとイライ・トマックが飛び出し、ハーンがホールショットを奪取するもトマックが即座にリードを確保した。その後2位の争いは同じくKTMのチームメートであるロクゼンとムスキンの間で繰り広げられ、レース中盤までにロクゼンは快適な距離をムスキンとの間に保つことができた。

マーティンはムスキンとのギャップを1秒差にまで詰めることができたが、結果的にフランス人ライダーは3番手を保持してフィニッシュすることとなり、トップ2もそのままの順序でモトを終了した。

第2モトではゲイコ・ホンダのザック・オズボーンとルーキーのジェレミー・マーティンが早期のリードを奪うが、ヘビーヒッターのロクゼンとトマック、ムスキンはそれぞれトップグループの至近に留まり、第3ラップでロクゼンがトップを奪った。

トマックは小さなミスでスローなスタートとなったが、このゲイコ・ホンダのライダーは必死に挽回して、遂には2番手のマーティンを捕らえた。その後彼はロクゼンに向かってチャージするが、結局追い付くことは叶わず、ロクゼンは第2モトの勝利で総合優勝を決定した。そしてマーティンは4-3のスコアーで、250クラスでのキャリアで初めての表彰台に立つこととなった。

シリーズの残り5戦となった時点で、ロクゼンとトマックの差はわずかに7ポイント差で、この次のプロ・モトクロスの第8戦は、7月20日(土)にワシントン州のワショウガルで、ピーターソン・キャット・ワショウガル・ナショナルが行われる予定である。


レッドバド250クラス総合結果

1. ケン・ロクゼン(2-1)
2. イライ・トマック(1-2)
3. ジェレミー・マーティン(4-3)
4. マーヴィン・ムスキン(3-4)
5. ザック・オズボーン(10-5)
6. カイル・カニンガム(7-8)
7. クーパー・ウェッブ(6-9)
8. コール・シーリー(5-11)
9. ブレイク・バゲット(8-10)
10. ジャスティン・ボーグル(12-7)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

250クラス・ポイント・スタンディング

1. ケン・ロクゼン(312)
2. イライ・トマック(305)
3. マーヴィン・ムスキン(260)
4. ブレイク・バゲット(247)
5. ザック・オズボーン(212)
6. ジェイソン・アンダーソン(176)
7. ジェレミー・マーティン(162)
8. カイル・カニンガム(158)
9. ジャスティン・ボーグル(145)
10. クーパー・ウェッブ(140)

《河村兵衛》

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