気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2013年7月8日付
●アシアナ機着陸失敗、大破、B777、2人死亡181人負傷(読売・1面)
●クルマ館、あらゆる面で高水準、トヨタレクサスLS(朝日・7面)
●原発新基準が施行(東京・1面)
●景気消費主導で回復、投資への波及カギ (日経・1面)
●紙上座談会、川重解任劇教訓残す(日経・15面)
ひとくちコメント
最後尾の機体の尾翼が折れ、黒く焦げた中央部の座席がむき出しになったボーイング777の衝撃的なカラー写真が1面に大きく掲載されている。米サンフランシスコ国際空港で日本時間7日午前3時30分ごろ、乗客乗員307人を乗せたソウル・仁川発のアシアナ航空214便(ボーイング777型機)が着陸に失敗し、炎上するという航空機事故が発生した。
きょうの読売と朝日が1面トップで「アシアナ機、着陸失敗」などと大きく取り上げている。 この事故で2人が死亡し、182人が重軽傷を負ったという。(読売は181人が重軽傷)と報じている。乗客は219人で、中国人141人、韓国人77人、米国人61人、日本人1人が含まれていたそうだ。
「1か月前もエンジンのオイル漏れトラブルを起こしていた」との情報もあるが、現時点では原因は不明。機体の777はボーイングの主力機の一つ。朝日などの報道によると、1995年の就航以来、世界で1100機以上が飛んでいるという。
ただ、これまでは重大な事故はほとんどなく、搭乗客の死者が出たのは初めてという。昨夜は旭川から日航のボーイング767機で羽田空港まで帰ってきたが、777機ではなくても無事に着陸するまでは何となく落ち着かなかった。機体のトラブルなのか、それとも操縦ミスなのか、1日も早く原因を究明してもらいたいものである。