7月6日、韓国のアシアナ航空のボーイング777が、サンフランシスコ国際空港の第28滑走路への着陸に失敗、機体が炎上した。アシアナ航空の214便は291人の乗客と、16名の乗務員の合計307名を乗せていた。
乗客は61人のアメリカ人、77人の韓国人、141人の中国人、1人の日本人が含まれ、その中で2名の死亡が確認されたが、身元の確認は未だされていない。これまでのところ、約130人以上の乗客が病院に運ばれ、1人の未確認者がいるとされている。
目撃者の証言によれば、この航空機は滑走路に到達する前にクラッシュをして、尾翼部分を完全に破壊した後に滑走路をスピンしながら前進し、その後火災を起こしたとの事。
機体の胴体部及び主翼部分はほぼ完全な形を残してしるが、テール部分、車輪、エンジンなどは機体から離れた位置にあり、胴体部分の約3分の2の天井部分は焼け落ちている。
尚、乗客が撮影した写真映像では、脱出用のスライダーから避難した乗客の様子が撮影されており、多くの乗客は無事に避難できた可能性を示している。
空港は現在、完全に閉鎖されて、いかなる商用航空機の離着陸も認められていない。