マレーシアのペトロナス、限界油田開発子会社Vestigoを設立

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル (ペトロナス)の掘削・生産部門子会社ペトロナス・チャリガリが、限界油田の開発に特化した子会社「ヴェスティゴ(Vestigo)」を設立した。

エマージング・マーケット 東南アジア

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル (ペトロナス)の掘削・生産部門子会社ペトロナス・チャリガリが、限界油田の開発に特化した子会社「ヴェスティゴ(Vestigo)」を設立した。

小規模な油田や限界油田、熟成油田の開発及び生産を行う。Vestigoにより炭化水素資源開発が可能となり、ペトロナスの更なる成長を可能にすると期待されている。

ペトロナス・チャリガリは声明の中で、これからも大規模で技術的に複雑な油田の調査及び開発を行っていく方針を明らかにした。

RHBリサーチのアナリストは、Vestigoの設立によりペトロナスは国内外で限界油田の調査及び開発、石油増進回収(EOR)事業を推進できるとの見解を示した。少なくとも10件のプロジェクトの発注が見込まれている。

広瀬やよい

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