飲酒運転の発覚おそれて逃走のクルマ、民家に突っ込む

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6月30日午前1時30分ごろ、山口県岩国市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路沿いの民家敷地内に突っ込む事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が死傷。直前までパトカーに追跡されていたという。

山口県警・岩国署によると、同市内をパトロールしていた署員が赤信号を無視して交差点を通過した乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

追跡していたパトカーはまもなく振り切られたが、クルマは約3kmに渡って逃走。岩国市海土路町付近で路外に逸脱し、民家敷地内に突っ込んだ。

衝突によってクルマは大破。助手席に同乗していた27歳の男性は全身を強打して収容先の病院で死亡。民家の住人にケガはなかった。運転していた福岡県大野城市内に在住する24歳の男も軽傷を負ったが、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察は自動車運転過失致死と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で男を逮捕している。

警察では男が飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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