ルーカス・オイル・プロ・モトクロスは6月27日、サウスウィック・サンディ・モト‐X338のトラックに、日本の金城さやかの他、特別なライダーが参加することを発表した。
ここでのレギュラーの1人として名前を毎年連ねるのは、地元のサンド・スペシャリストであり、モトクロスのアイコンであるジョン・ダウドである。現在47才のダウドは、フルタイムでのレースから長期間退いた後も、スポット参戦などを続けてきた。しかしこのレースがダウドにとって最後のものとなりそうだ。
ダウドは彼の最後の走りに集中すると同時に、予選通過を目指す16才の息子、ライアンに未来を託す準備にかかる。
ブレット・メトカルフはADRモータースポーツと1ラウンド契約を交わし、サウスウィックに参戦する。リーディング・エッジ・カワサキに乗るメトカルフは、現在MX1のポイントをカナディアン・ナショナルでリードしている。彼のアメリカでの唯一の総合優勝は、2シーズン前のここモト‐X338であり、土曜日には注目ライダーの1人となる。
ジミー・デコティスはヨーロッパから戻り、サウスウィックの250クラスでホンダのプライベート・チームからエントリーする。彼は本来CLSカワサキからエントリーする予定であったが、6戦が終わった後に彼自身をロックインすることができなかった。現在、このマサチューセッツ州出身のライダーは故郷に戻って、有名なニューイングランドのトラックに向けて準備を整えている。
サウスウィックではまた、WMXの最終戦が催される。全てのモトでトップ3フィニッシュをした金城さやかが、チャンピオンシップのドライバーズシートに座っているが、サウスウィックの表彰台への戦いは興味深い様相を呈している。
コートニー・ダンカンはハングタウンの両方のモトを支配したが、第2ラウンドのハイ・ポイントを手首の骨折で欠場。ジェシカ・パターソンにハイ・ポイントでのスウィープを実現させた。ダンカンはサウスウィックのエントリーに名前が記載されており、このサインは彼女が参加することを物語っている。