米国ワイリー・ラボラトリ社は6月26日、米国航空宇宙局(NASA)とマーシャル宇宙飛行センター(アラバマ州)関連のエンジニアリング・ソリューション開発、航空機器の供給契約を結んだ。
契約形態は、納期未定・数量不確定(IDIQ)のコストプラス・フィックスフィー契約であり、潜在的価値は3億5000万ドル(約345億円)と推定されている。契約期間は5年。
主な支援内容は、国際宇宙ステーション(ISS)、大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」、有人・ロボット探査、科学技術開発など。
ワイリー社と提携先の企業(MEIテクノロジー社、オービタル・テクノロジー社、ZINテクノロジー社など)は、マーシャル宇宙飛行センターから車で2時間圏内の施設16か所を提供し、ソリューションの開発や機器の組み立てを実施する予定。