シンガポールの煙霧「危険」レベル 過去最悪更新

【シンガポール、マレーシア】マレー半島南部では、インドネシアの森林火災による煙霧がさらに悪化し、シンガポールでは大気汚染指数(PSI)が20日午後1時(現地時間)に371となり、過去最悪を更新した。

エマージング・マーケット 東南アジア

【シンガポール、マレーシア】マレー半島南部では、インドネシアの森林火災による煙霧がさらに悪化し、シンガポールでは大気汚染指数(PSI)が20日午後1時(現地時間)に371となり、過去最悪を更新した。

 PSIは301以上が「危険」レベルとされている。その後も指数はやや低下したものの、依然危険レベルで推移している。チャンネル・ニュース・アジア(電子版)などが伝えた。

 シンガポールの市街地では視界が極度に悪化しており、近くの高層ビルもかすんで見えない状況となっている。店頭ではマスクが売り切れ、住民の健康不安が高まっている。

 一方、隣接するマレーシアでもジョホール州を中心に煙霧が観測されており、マラッカ海峡に面したムアルでは、同国基準の大気汚染指数(API)が午前11時に383に達し、ムアル地区では21日、学校閉鎖措置が取られた。

《newsclip》

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