3人死傷の正面衝突事故、逸脱車を運転の男に免許取得歴なし

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6月9日午前8時45分ごろ、広島県福山市内の県道を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の3人が死傷。逸脱側のクルマを運転していた男性は無免許運転だった。

広島県警・福山西署によると、現場は福山市鞆町後地付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車はカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の軽乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。順走側のクルマの助手席に同乗していた76歳の女性が胸部強打でまもなく死亡。翌10日午後に後部座席に同乗していた73歳の女性も死亡した。また、72歳の女性が骨折などの重傷を負っている。

逸脱車を運転していた同市内に在住する20歳の男性も顔面強打の重傷を負ったが、この男性には運転免許の取得歴が無いことが判明。警察ではケガの回復を待ち、自動車運転過失致死傷や道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕する方針だ。

《石田真一》

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