ESA、欧州補給機4号機がアリアン5ロケットでクールー宇宙基地から無事打ち上げ

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欧州補給機ATV4号機、アリアン5ロケットで打ち上げ
  • 欧州補給機ATV4号機、アリアン5ロケットで打ち上げ
  • ATV4ドッキング後のISSのイメージ
  • アリアン5ロケット打ち上げ準備
  • 打ち上げ地点に到着したアリアン5ロケット
  • 打ち上げ地点

欧州宇宙機関(ESA)の欧州補給機(ATV)4号機「アルベルト・アインシュタイン」は、フランス領ギアナ時間6月5日午後6時52分(日本時間6月6日午前6時52分)にアリアン5ロケットにより、フランス領ギアナのクールー宇宙基地から打ち上げられた。

ATV4号機は、米国中部夏時間6月15日午前8時46分(日本時間6月15日午後10時46分)に国際宇宙ステーション(ISS)へドッキングする予定。

ATV4号機「アルベルト・アインシュタイン」は、ISSの「ズヴェズダ」後方に無人でドッキングさせ、ISSに飲料水、推進薬、酸素、空気、食糧のほか、長期滞在クルーへの支給品・衣服などの補給物資を運搬するミッションを持つ。

一方、4月26日にプログレス補給船(51P)がズヴェズダ後方にドッキングした際、不具合により展開できなかったプログレス補給船(51P)のアンテナと、ズヴェズダに設置されているATV用のレーザ反射鏡が干渉した可能性がある。

このレーザ反射鏡は、ATVがISSにドッキングする際に必要とされるため、6月11日にプログレス補給船(51P)が、ズヴェズダから分離する際、プログレス補給船の外部に設置されているカメラでレーザ反射鏡の映像を取得し、レーザ反射鏡に損傷がないかどうか確認が行われる予定。

《レスポンス編集部》

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