6月4日午前11時ごろ、鹿児島県姶良市内の市道を走行していた中型バスが路外に逸脱。道路左側の土手に乗り上げる事故が起きた。この事故でバスに乗っていた17人が軽傷。警察はバスを運転していた70歳の男性から事情を聞いている。
鹿児島県警・姶良署によると、現場は姶良市鍋倉付近で車線区別のない幅員約4mの緩やかなカーブ。中型バスは右カーブを進行中に路外へ逸脱。道路左側の土手に乗り上げるような状態で衝突した。
バスには乗客乗員あわせて24人が乗車していたが、このうち17人が座席から投げ出された際に顔面などを打撲する軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。警察はバスを運転していた霧島市内に在住する70歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「肩が痛くてハンドル操作を誤った」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。