タイ政府の玉突き人事、裁判所が撤回命令

【タイ】2011年に国家安全保障会議(NSC)事務局長から首相顧問に異動したタウィン・プリアンシー氏(59)が不当な人事だとしてNSC事務局長への復職を求めた裁判で、タイ行政裁判所は5月31日、訴えを認め、政府に対し、異動の撤回を命令した。

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【タイ】2011年に国家安全保障会議(NSC)事務局長から首相顧問に異動したタウィン・プリアンシー氏(59)が不当な人事だとしてNSC事務局長への復職を求めた裁判で、タイ行政裁判所は5月31日、訴えを認め、政府に対し、異動の撤回を命令した。

 政府は控訴するとみられている。

 タウィン氏の異動は、インラク首相の元義兄にあたるプリアオパン氏を副警察長官から警察長官に昇進させた人事の玉突きで、これにより当時のウィチアン警察長官がNSC事務局長に転任し、タウィン氏がポストを失うこととなった。

《編集部》

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