【エルズベルグロデオ13】最高峰のダートバイクレースに1500台がエントリー、超難関コースに挑む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
田中太一、2012年プロローグでのライディング
  • 田中太一、2012年プロローグでのライディング
  • 最大の難所セクション、カールズ・ダイナー
  • 1500名のエントラントが予選で500名に削られ、このなかで完走するのは10名足らずだ
  • 本年、予選のルート
  • ロケットライドが開催
  • 受付待ちのライダーたち
  • 日本の水上泰佑ゼッケン
  • 各露店も賑わい始めた

オーストリアの街アイゼンナーツにある鉱山、エルズベルグで開催される世界一タフなダートバイクレース“エルズベルグロデオ”が、スタートした。4日間のスケジュールで、最終日のレッドブルヘアスクランブルを決勝とする。

2日目、3日目はアイアンロードとよばれる予選が開催され、5月30日の1日目は余興であるヒルクライムイベント(急坂を登坂する)のロケットライドがおこなわれ、1500台超の参加者が車検と受付を済ませた。

日本からレッドブルヘアスクランブルに参加するのは、田中太一と水上泰佑。水上は初参戦で、田中は4年目、表彰台が期待されるトップライダーである。二人は2日前より会場入りをしており、マシンセッティングやセットアップ、コースの下見を重ねている最中だ。

予選のアイアンロードは、ダート路面で最高速150kmを超えるハイスピードなタイムアタックをおこなう。昨年、コースの標高の高い部分が霧で視界が悪くなったためにキャンセルになったことを鑑みて、今年は例年の6割くらいのコース長になったが、その分コーナリングを多く設定、タイトにするなど、テクニカルになっているとのこと。

《稲垣 正倫》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース