飲酒運転の発覚恐れてクルマ放置して逃走、男2人を逮捕

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今年3月下旬、愛知県岡崎市内の県道で発生した重傷ひき逃げ事件について、警察は飲酒運転の末に事故を起こし、現場にクルマを放置して逃走していた20歳の男と、事故当時このクルマに同乗していた21歳の男を逮捕した。

愛知県警・岡崎署によると、問題の事件は2013年3月30日の午後11時20分ごろ発生している。岡崎市福桶町付近の県道(片側1車線の緩やかなカーブ)を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた軽乗用車と正面衝突。双方のクルマは中破し、軽乗用車に乗っていた3人が骨折や打撲の重軽傷を負ったが、乗用車に乗っていた2人は車両を放置して逃走した。

警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。同市内に在住する20歳の男が事故当時に運転していたものと断定し、21日までに自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。運転していた男の酒気帯び状態を知りながら同乗していた21歳の男も道交法違反(飲酒運転容認)容疑で逮捕している。

聴取に対して2人は容疑を大筋で認めているという。警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、飲酒した場所や量の特定も進める方針だ。

《石田真一》

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