マレーシア与党UMNO人気、依然トップ=マレー語紙調査

マレー語紙「シナル・ハリアン」が第13回総選挙後に実施した調査で、与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の人気が依然として高いことが明らかになった。

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マレー語紙「シナル・ハリアン」が第13回総選挙後に実施した調査で、与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の人気が依然として高いことが明らかになった。

総選挙でUMNOは341万6,310票を獲得し、88議席を獲得した。調査によると、セランゴール州とペナン、クアラルンプール連邦直轄地以外の全ての州でUMNOの人気が最も高かった。

マレー人が多くUMNOに投票したことが、与党連合・国民戦線(BN)の勝利および政権維持に繋がったという。

マレーシア工科大学(UTM)の地理情報・不動産学科のアズミ・ハッサン氏は、クランタン州でUMNOは49.8%の票を獲得し、汎マレーシア・イスラム党(PAS)は41.1%を獲得するにとどまったと指摘。ケダ州やペルリス州、ペラ州、パハン州でもUMNOの人気が根強いことが伺われる結果が出たと分析した。サバ州ではUMNOが88.2%の票を獲得し、人気が高いことが裏付けられた。

千田真理子

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