GMオーストラリア、ホールデン…新型 コモドア の生産開始

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GMオーストラリアのホールデンのエリザベス工場で生産が開始された新型コモドア
  • GMオーストラリアのホールデンのエリザベス工場で生産が開始された新型コモドア

米国の自動車最大手、GMのオーストラリアブランド、ホールデンは5月20日、新型『コモドア』の生産を開始した。

コモドアは、1978年に誕生したホールデンの主力車種。2006年に登場した現行モデル(VE型)は、4世代目。パワフルなエンジンにFR駆動を組み合わせた、オーストラリア人が好むマッスルセダン。

新型コモドアはVF型と呼ばれ、5世代目モデルとして誕生。オーストラリアで設計し、開発テストを経て、現地生産される。ただし、車台はシボレーブランドが米国に投入する大型スポーツセダン、『SS』と共有。GMのグローバル戦略に基づいて開発されたのが新型の特徴だ。

新型コモドアには、オーストラリアの顧客の嗜好に合わせた内外装を採用。搭載エンジンはガソリンのV型6気筒とV型8気筒を設定。トップグレードには、6.2リットルV8が用意される。

新型コモドアの生産は5月20日、HVO(ホールデン・ビークル・オペレーション)のオーストラリア南部エリザベス工場でスタート。ホールデンのニック・バログロウ氏は、「新型コモドアはエリザベス工場の歴史において、最も先進の1台。オーストラリアで最も進んだ1台でもある」と述べ、新型の完成度に高い自信を示している。

《森脇稔》

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