国土交通省が発表した造船主要52工場の3月の鋼船建造実績は、起工が30隻、110万2000G/T、竣工が45隻、173万2000G/T、竣工船価が1870億円だった。
2010年を100とした生産指数は108.4で、前年同月比5.4%減だった。
このうち、国内船の竣工実績は、合計6隻、7万7000G/T、生産指数が207.2となった。内訳は、貨物船が2隻で、うち自動車専用船は1隻、その他の貨物船は1隻だった。自動車航送船は2隻、一般油送船は1隻、その他の船は1隻だった。
輸出船の竣工実績は、合計39隻、165万5000G/Tで、生産指数103.5だった。内訳は、貨物船が34隻で、うち一般貨物船が14隻(パナマ・リベリア向け)、ばら積み船が10隻(パナマ・イギリスなど向け)、コンテナ船が1隻(パナマ向け)、自動車専用船が1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船が7隻(パナマ・マーシャル諸島など向け)、その他の貨物船が1隻。油送船は5隻で、うち一般油送船は3隻(バハマ・キプロス等向け)、LPG船が1隻(パナマ向け)、化学薬品船が1隻(シンガポール向け)だった。
鋼船修繕実績は128隻、工事金額107億円だった。