神戸電鉄3月期決算、運輸業は減収ながら経費削減などで増益

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神戸電鉄が発表した2013年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比111.9%増の6億4000万円と大幅増益となった。

営業収益は流通業が低調で、同2.0%減の232億0100万円と小幅な減収だった。運輸業は、鉄道事業で他の交通機関との競合に加え、就業・就学人口の減少や失業率の高止まりによる影響を受け、微減となった。

収益では運輸業の輸送の効率化、経費削減効果などで営業利益は同8.4%増の16億8500万円となった。当期損益は5億7800万円の黒字に転換した。前年同期は25億1100万円の赤字だった。

今期の通期業績見通しは売上高が同1.0%減の229億6000万円、営業利益は同7.4%減の15億6100万円、経常利益が同5.8%減の6億0300万円、純利益が同11.4%減の5億1200万円を予想する。

《レスポンス編集部》

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